ARTHUR-AQUAMARINE's MEMO

メモ整理中。リンク貼り換え終了。読みかえし3章2まで中。


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◇ 02 生命と倫理

  • 生命倫理をめぐる現状を理解し、考えるべき課題を明らかにしよう。
  • 尊厳死と安楽死の違い、また心臓死と脳死の違いを把握しよう。
  • 近年注目される再生医療に触れてみよう。

③ 脳死と臓器移植

臓器移植
 臓器移植には、生体移植死体移植 ※(1)がある。腎臓移植などの場合は、家族などからの臓器提供による生体移植が行われてきたが ※(2)、臓器の提供者(ドナー)を探し出すことができない非提供者(レシピエント)もいる。日本では、家族の同意の下に角膜と腎臓の死体移植が行われてきたが、移植希望者に比べ提供者が圧倒的に少ないのが実情であった。
従来の死
 心臓停止、呼吸停止、瞳孔拡大の3つの特徴に基づく心臓死を人の死とした。
脳死
 脳死とは、脳幹を含めたすべての能の機能が停止し、元には戻れない状態。呼吸中枢などが集中する脳幹が機能していないため、自発的な呼吸ができない。人工呼吸器によって数時間から数日間は心臓を動かせるが、やがて心臓死に至るケースが多い。脳死は、脳の機能の一部が機能した植物状態 ※(3)とは区別される。
臓器移植法の成立
 1997年に臓器移植法だ成立した。臓器移植の場合に限り、脳死が「人の死」と認められた。ただし、本人の意志の書面による確認、家族の同意、15歳以上などの条件を満たすことが必要とされた ※(4)
臓器移植法改正
 2009年に臓器移植法が改正され、脳死をもって、一律に人の死とされた。臓器については、生前に本人の拒否の意思表示がなければ、家族の同意で提供できる。子どもも含め、年齢は問わない。親族への優先提供が認められるようになった ※(5)
注釈
(1) 生体移植と死体移植
生体移植は、ドナーからレシピエントへ直接の贈り物とみなされている。一方、死体移植は、提供される臓器を社会全体の資源と捉え、(社)日本臓器移植ネットワークという公的組織が誰に移植するかを決定する。
(2) 家族などからの臓器提供
本来は、健康な人の臓器を取り出すことは医療行為として認められないが、腎臓は2つあり、移植によりレシピエントがすぐ死に至ってしまうということがなく、死体移植よりも成功率が高いということで、生体移植が行われてきた。しかしながら、腎臓の売買は認められていない。
(3) 植物状態
脳の機能が停止し意志や思考はなくなるが、脳幹は生きているため呼吸や心臓などの機能は続いている状態。人工呼吸と点滴による栄養補給で、数年間生き続ける場合もある。
(4) 日本の臓器移植
特に心臓移植では、2005年までに国内で心臓の移植を受けることができた人は36人と少なかった。そのため、これまで61人がアメリカなどに渡り外国で手術を受けた。特に子どもが外国で移植を受けるケースが目立つ。しかし、外国で移植を受けると5千万円から1億円以上かかるといわれている。
(5) 脳死=人の死
脳死を人の死とするのは、欧米の身心二元論と精神の重視に偏った生命観であり、「彼らはまた生きている」という批判の声もある。
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